『木のいのち 木のこころ』

“最後の宮大工”西岡常一氏が語っている本。

随分前に買って半分までしか読んでなかったので、先日全部よみました。
因みに僕は建築などに関して無学の素人で、宮大工の方はどんな考え方を持っているのか興味があったので読んでみた感じです。

今に通じる、いろんな事が書かれていてとても興味深かったですね(後半は内容が少し変わってちょっと辛かったです・・・)。

本の中で、“もし自由に好きなデザインで建物を建ててよいといわれたら”鎌倉の様式で建てるって書いていました。
鎌倉様式の特徴のひとつに“武家造”があり、“無駄な装飾がなく実用性に特化した建築様式”とありました。

西岡氏は鎌倉時代の建築について、“簡潔で力強く、斬新で控えめ”と表現されていました。