“CTN WARP FILA NYLON FLD OXFORD”

MIL-C-3924 : CLOTH, OXFORD, COTTON WARP AND NYLON FILLING, QUARPEL TREATED

4年前にアメリカからインポートした米軍放出生地。
フォリッヂグリーンのナイロン+コットン・オックスフォード。
80年代後半の生地で、米軍のレインコートなどのアウター類に使われていた生地です。

CTN WARP FILA NYLON FLD OXFORD


インポートした当時調べたら :

“ミリタリー仕様MIL-C-3924は、コットンワープとナイロンフィルヤーンで作られたオックスフォードで、Quarpel(クワラペル)タイプの撥水剤で処理されています

Quarpelは、1959年にQuartermaster Research and Development Laboratories(アメリカ陸軍技術開発研究所)で開発された、テキスタイル用の撥水・撥油処理です
Quarpel処理は、再処理なしで最大15回の洗濯に耐えることができ、高い撥水性と透湿性を維持することができます。”

30年以上前の生地なので、上記のような撥水効果は正直期待できませんが、当時は先端技術だったのでしょう。
ただ、こういった“ウンチク”は別として、この生地は洗った後のゴワッとした質感と “FOLIAGE GREEN(フォリッヂグリーン)” の色が魅力です。


30年という時代の経年変化も加わって生まれる質感なので同じものは無理ですが、いつかこの生地をアレンジしてCORONAオリジナルテキスタイルのラインナップ加えたいです。

倉庫に半端反が少しだけ残っていました。

これで “M-51 SHORTS“ をこの夏作ります。