OUTER : CORONA・UP DUSTER COAT / CAVALRY TWILL-DARK KHAKI HEATHER
INNER JKT : CORONA・UTILITY WORK COAT / PC WEATHER CLOTH-SAND BEIGE
PANTS : FATIGUE SLACKS “UTILITY SLACKS” / CAVALRY TWILL-DARK KHAKI HEATHER
HAT : REVERSIBLE UTICA HAT / BEIGE x KHAKI NYLON
US MILITARY “UTILITY TROUSERS”
FATIGUE SLACKSの原点となる US MILITARY 通称 “BAKER PANTS(ベーカーパンツ)”。
今やファティーグパンツの代名詞ともいえる“ベーカーパンツ”は、手の入れやすい大きなフロントパッチポケットと2つのフラップ付きバックポケットという必要最低限のディテールで、これ以上足すことも引くこともできないほど完成度の高いシンプルなデザインです。
40年代の “O.D.7 HERRINGBONE TWILL TROUSERS”や 60~70年代の “OG107 COTTON SATEEN TROUSERS“、ベトナム戦争時のローカルメイド・ERDLリーフカモパンツなどなど、多くのパンツにこの”ベーカーパンツ“型のシンプルなデザインが使用されてきました。
戦後もサープラス品や古着がワークウエアとして使われ、古着市場ではビンテージ扱いとなり、そして今現在もメンズ、レディース問わず多くのアパレルメーカーが作り続けているスタンダードなデザインです。
フロントフライが釦だったりジッパーだったり、ウエストバンド(腰帯)が付いているもの無い物、サイドアジャスターがあったり無かったり、シルエットも年代やタイプによって微妙に違いますが、前後4つのパッチポケットで後はフラップ付きというスタイルは共通していて変わりません。
このそぎ落としたようなシンプルなデザインは、簡単な縫製で大量生産することができ、尚且つ“丈夫で使いやすい”、理にかなっている良いデザインだなと思います。
だからこそ長きにわたり今も支持され続けているのだと思います。
FATIGUE SLACKS #FP001 “UTILITY SLACKS”
2006年からのCORONA定番パンツ“CORONA BAKER“から引き継いだUTILITY SLACKS。
太過ぎず細すぎない、絶妙な“ゆるさ”のサイズ感で、膝下から軽くテーパードする穿きやすい形です。
モデルとして僕の友達(上の着用写真)が穿いてくれているのは、ウールトロピカルクロスを生地に使ったUTILITY SLACKS。
(*トロピカルクロスとは、梳毛(そもう)ウールの平織り生地で春夏用のドレス素材。)
ODのバックサテンやポプリンを使った物とは全く違った印象で、FATIGUE SLACKSらしい生地提案です。
“ベーカーパンツ”が原点のこのUTILITY SLACKSは、時代に左右されることなくテキスタイルによって印象を変化させることが可能で、多くの人のスタイルに取り入れることができるミリタリーパンツなのです。
本日より各ディーラー様から発売予定です。
また、弊社オンラインストアからもご購入頂けます。
生地はCORONA 2020FWオリジナルテキスタイル “HIGH DENSITY COTTON GABARDINE(高密度コットンギャバジン)”のダークカーキです。
#FP001 UTILITY SLACKS / HIGH DENSITY COTTON GABARDINE-DARK KHAKI
宜しくお願い致します。